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うつ病で障害基礎年金2級を受給した事例 パニック障害→うつ病

5年前に当方で手続きをし、不支給となった方です。
引越しに転院にと本人を取り巻く環境に変化があり、再度申請した案件です。

 

傷病名・決定内容

◇ うつ病

◇ 障害基礎年金2級

   

ご依頼の経緯

5年前に相談支援専門員さんからご相談を受け、障害年金請求手続きを行いました。

当時の主傷病はパニック障害です。

まず、パニック障害は神経症圏の傷病とされ、障害年金認定基準からすると不利判断をされがちです。

診断書内容も軽く、ご本人の生活状況や病状について詳細を説明し見直しを求めるも診断書は変わらず、結果は案の定不支給でした。

その後、ご本人様の環境が変わり、引越しに伴い転院。

主治医と相談のうえで再度申請をしたいとの連絡を受け、手続きを行いました。

   

ポイント

・診断書

転院先クリニックでの傷病名は「うつ病」でした。

以前はパニック障害だったことから、傷病名のみで判断するとハードルが下がったと言えるかもしれません。

もちろん病名だけではなく、診断内容も以前とは異なり、ご本人様の症状や日常生活状況に合った内容で作成いただくことができました。

   

・診断書

本件は、知的障害のほか、口腔内の形成異常により発音が不明瞭で、骨格の形成異常により歩行が非常に不安定な状態でした。

従って、精神障害用、音声又は言語の障害用、肢体障害用、の3枚の診断書をそれぞれの担当科で作成してもらいました。

    

まとめ

複数の障害を抱えている方は、制度の狭間におちいりがちです。

たとえ障害年金をもらっていても、正しい等級でもらっているとは限りません。

今後の人生の選択肢を増やす意味でも、障害年金の内容を見直すことは非常に大切だですね。

   

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